2016.12.21 04:52冬至 二十四節気冬至日南の限りを行て日の短きの至りなれば也(暦便覧) 日短きこと至る(きわまる)の意味で、太陽が軌道上の最も南にくるときで、夜が最も長く、昼が短い日。この日から陽がのびはじめることから、古くはこの日を年のはじめとも考えていた。冬至のことを「一陽来復」ともいうが、この日を境に陽のチカラが再び増すという意味と、幸運に向かうという意味がこめられているのだとか…ということで、復の字を「福」にして...
2016.12.20 12:54お茶うけのこと ビターチョコカカオの風味がしっかり感じられるビターチョコ幼いころは、ビターチョコの美味しさがまったく分からなかったのですが、お茶を始めた頃からか、甘いミルクチョコより、カカオ感がしっかり分かるビターチョコの方が好きになりました。そんなチョコが最近はバレンタインの頃になると、よく見かけることができますし、産地はもちろん、収穫時期や熟成度などのちがうものもたのしめます。使うカカオによって、酸味やコクや香りがちがう...
2016.12.16 07:55お茶請けのことお茶をするとき、お茶請けがあるとちょっと嬉しい。でもそれはどんなものでも良いというのではなく、お茶とあっているのが望ましいあっているというのは、お茶の味わいを邪魔しないということで、たいていのものは、そんなことはクリアします。でも、もっと欲をかけるなら、お茶の味わいを邪魔せず、お茶請けのあとで飲むお茶の風味が引き立つものかつ、お茶請けの風味も、お茶と合うことで引き立ってくるものがよい不思議なことで...
2016.12.13 05:08茶海のこと その2お茶の道具を揃えるとき、まずは茶壺、そして、茶杯、それから小物類を揃えていって、ひととおり揃うと、また違う茶壺と茶杯が欲しくなる。で、気がつくと、茶壺と茶杯のバリエーションはけっこうあるのはけど、茶海や小物類はほとんどいつも同じだわ。なんてことがあります。私が中国茶をはじめた10年以上昔だと、売っている茶海のバリエーションも少なくて、そんなの当たり前でした。あるとき、お茶のコーディネートをしようと...
2016.12.10 23:12茶海のこと茶海海っていうと、広々とした楽園的なロケーションの海水場が思い浮かんでしまうのですが、ここの海はけっこう小さめです。茶壺で淹れたお茶をいったん注いで、そこから茶杯へお茶を注ぎ分ける中間的な役割の道具そういえば、海も、陸や空からの水をいったん溜め込んで、またそれを上空へあげて雨として地上におちる自然界の大切な中間地点ですもしや茶海の海にも、そんな意味が???なんてことを考えながら茶海の中をのぞいてみ...
2016.12.02 06:31出来上がりのタイミング茶壺に溢れるほどの熱いお湯を注いで、さらに上からもお湯をかけて熱々のお茶の抽出を待つ。清香系のお茶や、日本茶ではみられない光景ですが、これぞ中国茶という盛り上がりもさることながら、しっかり熱々で抽出するお茶には、欠かせない作業だと思います。ところで、この作業のときにみられる、急須の注ぎ口にぷっくりあらわれるお湯茶壺の形状によってはみられなかったり、お湯の量が少なく茶壺の中に空間があるとあらわれない...