2017.01.31 07:07卓上の小物 一輪ざし長い間、お茶席で植物を添えるときに花器らしいものを使わずにいました。花器までお金をかける余裕がない〈汗〉というのもありますし、既存のものを使わずに、手元にあるものを使いこなしてやってみたいというハングリーな気持ちからでも、やっぱりちゃんとしたものを使うと、席が引き立つ。ということに気づいて、今では、茶器の一部として一輪挿しのような小さな花器も、ついつい探してしまいます。ここで、「ちゃんとしたもの」...
2017.01.30 06:14茶杯のこと 厚手のもの茶杯の素材はいろいろあって、それぞれお茶の香りや味わいなどとの相性があるというようなことを以前書きました。今回、あらたにチャレンジした茶杯今まではこんな感じのものは使ったことがありませんでしたし、トキメキもなかったので、手にしたことがありませんでした。釉薬も生地も厚手で、モッサリな感じですし、手触りもゴツゴツしています。茶杯として作られているものではない?かも。でも、この器を手にとった時に、何故か...
2017.01.19 07:44お茶のしつらえ 表現ツールお茶をするときのしつらえでは、その時々にテーマのようなものを念頭にしつらえてゆきます。気分だったり、季節だったり、そのときの出来事だったり…いろいろとそれをどんなふうに表現するのかはそれぞれです。表現ツールのひとつにわかりやすくて重宝するもののひとつが、絵画
2017.01.06 06:34老茶の誘惑老茶または陳年茶10年ぐらい寝かせたお茶につけられる名称ですが、5年経てばそう呼んでも良いともされています。お茶は数年寝かせることで、独特の熟成をして味わいや香りがかわります。この寝かせる期間は、長ければ良いということでもなく、寝かせる環境によっても、仕上がりが違ってゆきます。老茶独特の落ち着いた味わいと、奥行き。どんなお茶が好きですか?と聞かれると、頭に浮かぶもののひとつに「老茶」があります。
2017.01.05 11:54小寒 二十四節気冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也(暦便覧) この日は寒の入り、これから節分までの期間が「寒」である。小さい寒さと書くように、寒さが厳しくなり始める時期という意味がある小寒から4日目を「寒四郎」と言い、この日の天気がその年一年の麦の収穫に影響があるとされており、麦の厄日とされてる。また、小寒から9日目に降る雨を「寒九の雨」と言い、この日に雨が降ると豊作の兆しがあるとされている...
2017.01.02 09:51新春のおよろこび申し上げます2017年がはじまりました。昨年は皆様にも大変お世話になりましたこと、お礼申し上げます。今年も、スローペースではありますが、活動してまいりたいと思います。どうぞよろしくおねがい申し上げます。cha-bliss. 2017