卓上の小物 一輪ざし
長い間、お茶席で植物を添えるときに花器らしいものを使わずにいました。
花器までお金をかける余裕がない〈汗〉というのもありますし、既存のものを使わずに、手元にあるものを使いこなしてやってみたい
というハングリーな気持ちから
でも、やっぱりちゃんとしたものを使うと、席が引き立つ。ということに気づいて、今では、茶器の一部として一輪挿しのような小さな花器も、ついつい探してしまいます。
ここで、「ちゃんとしたもの」というのは、高価なものとか、作家ものとか、そういったことではなくて、「花器として作られているもの」
ということを加えておきます
手元に集まった花器は、どれも同じような形のものばかり
ついつい、好みの形に手が伸びてしまうのです。
もちろん、今でも、花器ではないものを花器として使ったり、枝ものをそのまま添えることもしていますが、集まった花器をみると、こんな小物に気を使うようになったなんて、自分もいろいろ成長したのだな
なんて思うのでした
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