老茶の誘惑
老茶
または陳年茶
10年ぐらい寝かせたお茶につけられる名称ですが、5年経てばそう呼んでも良いともされています。
お茶は数年寝かせることで、独特の熟成をして味わいや香りがかわります。
この寝かせる期間は、長ければ良いということでもなく、寝かせる環境によっても、仕上がりが違ってゆきます。
老茶独特の落ち着いた味わいと、奥行き。
どんなお茶が好きですか?
と聞かれると、頭に浮かぶもののひとつに「老茶」があります。
どうして老茶に惹かれてしまうのか?
その、味わいは勿論ですが、長い間眠っていたという背景に惹かれるのかもしれません
そのお茶ができたとき、自分は何をしていたのだろうか?
そのお茶はどんなところで、どんな人とともに育ってきたのだろうか?
そのお茶がうまれたころ、その場所は、今とかわらっているのだろうか?
などなど
それぞれのお茶に、それぞれの空気がつまっているような
そんな妄想をかきたてるところにも
老茶に魅了されるカラクリが秘められているのかもしれません
0コメント